2009年7月4日土曜日

可能性は誰にでもある話

ある子育て主婦の副業

埼玉県在住の専業主婦が子供のお昼寝中に夫の給料の9倍も稼いでいるなんて信じられますか?

早速、その秘密の副業について調べたところ・・・


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子育て専業主婦がそんなに稼いでいるその方法とはいったい何なのか?

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2009年6月19日金曜日

愛犬のための実用東洋医学

日本愛犬東洋医学研究会の会長である松嶋みゆきさんが

 愛犬のための実用東洋医学の全容を語っています。


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2009年6月15日月曜日

ココロとカラダ

飼い主の責任と愛情
―犬猫の健康をココロとカラダの両方から考えるー

●病気になりにくい犬猫に育てる
●そのためには、酵素たっぷりのごはんが必要
●自然の一部である犬猫ちゃんの体内によけいなものが入るとストレスになる
●犬猫のココロの元気は、ママサンのココロによって作られる
●ココロが元気なコは、カラダも元気になる
●気持ちいい生活を送れれば、元気で長生きできる

以上が、ホリスティックケアの概要です。

そして、ホリスティックケアの最大のメリットとも言えるかもしれませんが、ホリスティックケアを取り入れるとペット君を亡くした時に、深いペットロスにならない場合が多い 、ということがあるんです。
ペットロスというのは、ペット君が亡くなった時にご家族が感じる「喪失感」です。
両親や兄弟、大切な友達や恋人、パートナー、お子さんなど近しい人を喪った時、私たちは深い絶望感と喪失感に襲われますね。

●なぜ、こんなことになったの
●なぜ、自分だけがこんな目に遭うの
●なぜ、あの時ああしてあげなかったんだろう
●ああ、私のせいであの人(コ)は亡くなった、すべて私のせいだ
●私なんかいなければ
●もう生きている意味がない
●私なんか生きている価値がない

という具合に。

このように思うこと自体は、誰もが一度は感じることなので問題はないのですが、この感情が長引いて、時には日常生活に支障をきたすような状況になることがあります。

人間ではなくペットを喪って、このような状態になってしまうことを「ペットロス」と言います。

よく「このコのいない人生なんて考えられない」という方がいらっしゃいますが、お気持ちはわかりますがペットは必ず亡くなります。

たいていの場合はあなたより先に。

「ペットを喪失する、という体験は誰もがしなくてはならない」
この現実から逃れられる人は誰もいないのです。
まずはそのことをしっかり認識することが大切です。

そして、次に考えなくてはならないのは、
●どうしたらこのコと悔いのないペットライフを過ごせるだろう
ということを具体的に実践にうつすことです。
生活の質をあげるお世話方法の実践です。

例えば、ホリスティックケアの場合には
●手作りごはやトッピングごはんを考え、実践すること
●できるだけ お薬に頼らないで自然治癒力を高めるケア方法を実践すること
などが お世話の柱になりますね。

毎日、毎日手作りごはんを作ってあげたとします。
犬猫の一生を15年として、1年365日1日2回、ごはんを作ったら何回になるでしょう。
毎日 ブラッシングをしながら犬猫ちゃんとコミュニケーションをとったら一体どれくらいの時間が必要になるでしょう。
病気になってしまった。
でもなんとか お薬に頼らず、ハーブサプリメントやごはん、そして毎日のマッサージなどのお世話を続けたら、犬猫ちゃんとどれくらい密な時間がおくれるでしょう。
そんな風に考えると、ごはんはドライフード、病気になったら病院に連れて行ってお薬と処方食をあげる という生活とは異なる、とても「濃密な関係」をペット君と築ける生活が送れる、ということになります。

ペット君とココロが通いあうわけです。

そうやって絆の深まったペットはあなたにとって、最良のパートナーであり、大切な家族になります。

ペットを「飼う」生活ではなく「共に暮らす生活」を楽しめるようになります。

すると、ペット君との絆は、ますます深くなっていきます。

そんな濃密で豊かな時間を共に過ごしたペット君が最期まで病気と闘いながら、いえ、病気と上手に共存しながら がんばって生きてくれた。

その最期をあなたはどんな気持ちで見送れると思いますか。

「ありがとう」

ただ、それだけではないでしょうか。
「ここまでよくがんばったね。私も思い残すことはないわ。
あなたと暮らせて私はとても幸せだった。
本当にありがとう」

この満足感・達成感を感じたあなたが、ペットロスで苦しむことはほとんどないと言っていいのです。
もちろん大切なパートナーを喪うことの哀しみはとても大きいもの、つらいもの。

でも、あなたを包む幸福感・充足感はその哀しみをはるかにうわまわるものなんです。

ココロには温かくて やさしい力がいっぱい。

そして、ペット君もあなたにこう言ってくれます。

「ありがとう。ママに逢えてよかった。とても幸せだったよ・・・・・・」

なぜ 私がホリスティックケアを取り入れ、また あなたにオススメするのか。
それは、私自身が幸せになりたいから。
とっておきのそんな幸せの法則をあなたにも知っていただきたいから。
ただ、それだけです。

ホリスティックケアとは、犬猫ペット君のお世話を通して、手間をかけながら幸せの種を大切に育てていくことに他なりません。
お花と同じです。
慈しみ、愛をもって手間をかければかけるほどあなたには大きな幸せが訪れるでしょう。
「そうニャ。
僕チンたちは、ママとはhappy♪パートナーニャ」
「そうだワン。僕チンたちと幸せつかもうワン」
いかかでしたか。

幸せ体質を作るホリスティックケア

おわかりいただけましたでしょうか。

2009年6月14日日曜日

食は命なり

■「ごはんの力でさまざまな病気を克服している犬猫の生活」■


愛猫・マリオの場合、先天性肥大型心筋症という心臓病ででした。
一時は天国への旅立ちを準備したコです。
このコは、病気発症を境に食生活が一変しました。

●病気前はドライフードと缶詰でしたが
●病気後は、お魚をメインにお野菜や穀物・缶詰を食べています。
お薬などは一切飲まず、この食生活をメインにした治療法で心臓病をほぼ克服してしまいました。

知人のラブラドールの場合。
このコには、月齢6ヶ月の時から
●お魚をメインにお野菜や穀類・缶詰をあげています。
もうじき3歳になるのですが
●一切の病気の症状はなく 
●血小板の数値も正常値に戻り
●混合ワクチン接種やフロントライン投与などに頼らず
病院知らずの元気なコに育っています。

犬猫の体質はそれぞれですから一概には言えないのですが海も華実も
●生命力を引き出すごはんを食べ !
●その結果自然治癒力が高まった !
ということが言えるのではないでしょうか。


『食は命なり』

『私たちのカラダは食べたものでできている』という言葉があります。
どんな食べ物をあげるかで、犬猫ちゃんの一生が変わってくることがあります。
一生=生活の質。
犬猫ちゃんの生活の質をいかにあげて幸せにしてあげられるかが、私たちにとっての最大の課題なのですが、
【ごはん力=生活の質=幸せ力】
ということが言えるというわけです。

では、犬猫にとっての生活の質ってなんでしょう?
それは私たちとおんなじ。
●おいしいものをいただき
●よく眠り
●よく遊び
●毎日充実した生活を送る
というものです。
これを少し専門的にいうとクオリティ・オブ・ライフ=QOLという言葉になります。
簡単に言ってしまえば

●気持ちいい生活の実現ですね。

気持ちよければ、おのずと自然治癒力があがってくるわけで、元気幸せ力もアップする、というわけ !

「僕チンたちは自然の一部ニャ
ごはんも自然のものを食べれば 
その食べ物の力が僕チンの命の力になるニャ
特に心臓の弱い僕チンたちには酵素とお魚の脂が必要ニャ(=^・^=)」
さて、ちょっと駆け足での説明になりましたが、おわかりいただけましたでしょうか。


2009年6月13日土曜日

飼い主の心

■「ペットはあなたの影響をもろに受ける !」■

犬猫、カラダの健康はごはんメインで作られるのですが、ココロの健康はどうやって作られるのでしょうか。
実はココロの健康は、ご家族のココロの影響を大きく受けて作られるのです。

例えば、あなたが哀しい時や不安な時、犬猫ちゃんも哀しくて、不安になります。

あなたが嬉しい時は犬猫ちゃんも嬉しくなります。

あなたがhappy♪なら犬猫ちゃんもhappy♪なのです.]

コレは、人間の親子関係と同じ。
ニコニコ笑顔のママさんのもとではニコニコ元気なコが育つ。
ナーバスママ、イライラママさんのもとではナーバス坊や、イライラ娘が育ちがち。
一概には言えませんが、そういう傾向がありますね。
なぜかと言うと、人というのは氣というものを出しているのです。

氣だとちょっとわかりにくいでしょうか。
例えば、オーラとかエネルギーとか、その人の持つ、見えないけれど確かな力のようなものです。

同じ空間にいたり長時間その人と一緒にいると、どうしてもその人の力の影響を受けてしまうのです。

明るくて元気ハツラツな友達と一緒にいるとあなたも自然にワクワク気分♪

一方で心配性の顔色の悪い友達と一緒にいるとあなたも自然に不安になり、どこか落ち着かない気分になるのと同じです。

不安、イライラなどは、=ストレスを受けた時に感じる感情です。

つまりあなたがストレスを感じた。

不安になった。

イライラした。

すると、犬猫も同じようにストレスを感じて不安になり、イライラするというわけ !
ストレスは病気のもとになりやすいというお話をしましたね。
ストレスがいっぱいあると、犬猫は問題行動を起こしたり、それが高じると、病気にもなってしまうことがあります。

犬猫を病気にさせたくなかったら、病気になりにくいコに育てたかったら、あなた自身がいつも元気で気持ちいい状態でいること !

これがホリスティックケアの考え方です。

犬猫と素敵な時間を送っているあなたなのですから、さっそくきょうからご自分のココロのケアをしてしまいましょ♪

カラダはココロの召使いだというお話も以前しました。

ココロを元気にしていれば、たいていはカラダも元気でいられます。

●「楽しいな♪」
●「嬉しいな♪」
●「幸せだな♪」
●「ありがたいな♪」

そんな感情でココロが埋め尽くされるようなものの考え方ができればベストなのです。
それに、ご自分のごはんなどにも気をつけて健康なカラダがゲットできれば、あなたは最強の犬猫のパートナーになれる、というわけ !

「ママが元気だと僕チンも嬉しいし、幸せだニャ。
楽しくて幸せな時は、病気もどっかに行っちゃうニャー。
そういう時は、自然治癒力があがるからなんだニャ」


2009年6月11日木曜日

酵素と食物

◆ごはんの力と酵素◆

生命力が高いごはんって一体どんなものを言うんでしょうか。

これはホリスティックケアの大原則とも言えるんですが、まず、「ごはん」が一番大切だと考えます。
毎日食べるごはんが犬猫の血や肉、細胞、被毛、そして体質を作っているからです。
どういうことかというと……

例えば、私たち。

欧米人は肉をたくさん食べると言われています。

それと比較すると、日本人は穀物や野菜、そしてお肉よりお魚を食べ続けてきた民族です。

最近は、ベジタリアンなども出てきていますが、みんな、その食べ物によって例えば皮膚だったり、体質だったり、さらに性格までもが決まってしまっているわけです。

あなたの周りを見回してみてください。

自分で作ったごはんを、ゆったりとした気分で毎日バランスよく食べている人。

毎食、ハンバーガーやコンビニ弁当、インスタントラーメンなどをかけこんでいる人。

肌のつやや、健康状態に違いはありませんか。

また、最近の子供はなぜキレやすいのか、それはごはんをあまりよくかまず食べるものもジャンクフードが多いからだ、という説が一般的になってきています。

昔なら、ごはん、お味噌汁、お魚、おつけもの、野菜の煮付けなどを食べるのが一般的だったのが、最近では日本でも、ハンバーガーや冷凍食品やレトルト食品など、あるいはお菓子などを含めて加工食品が食のメインになってきています。

加工食品というのは調理の工程で、かなりの高温で調理・加工をしているので、その食材のもっている栄養素が壊れてしまうことが多いんです。

しかも、保存性を高めたり、おいしそうに見せるために複数の化学添加物が加えてあるケースがほとんどです。

このように、栄養価があまり高くなく、しかもカラダにとっての異物の含まれた食べ物を飲み物で流しこむ、という食生活が子供の心をキレやすくしてしまっているというのです。

食事のバランスが崩れているから、そのコのバランスも崩れてしまう、という意味なんですよね。

これと同じようなことがペットフードにも言えます。

ペットフードはとても便利なものですが、元々は保存食として作り出されたもの。

ですから、栄養バランス云々よりも、まず保存性に重きが置かれています。

また、加工するものですから、人間用の高級食材が使われているということは、ほとんどないと言われています。

人間の食品でさえ、偽装問題などが続出する現在、ペットフードだけが安全で栄養価が高く、安心できる食べ物だということは、残念ながらありえないというわけです。

そして、このペットフードには、犬猫に必要な決定的な物質が不足している場合が多い!という特徴があります。

それは「酵素」。

生物のカラダには多種類の酵素が存在していて、すべての生命活動に深く関わっています。

酵素というと消化酵素を思い浮かべる場合が多いかもしれませんが、酵素の働きは消化促進だけではありません。

消化器の他にも肝臓、腎臓、肺、筋肉、血液、脳といったあらゆる組織にそれぞれの働きに必要な酵素が含まれています。

簡単に言ってしまうと、私たち生物のカラダが動いている瞬間、必ず 何かしらの酵素がその活動をサポートしてくれているということなんです。

この酵素は熱に弱い、という性質があるため、高温加工をしているペットフードにはほとんど酵素は含まれていないというわけです。

体内の酵素がなくなった時、生物の命は終わるとさえ言われています。

だから、毎日のごはんが大切なのです。

酵素を補給できる食べ物、それが生命力を高めてくれ、自然治癒力を高めてくれるというわけですから^^;
では、酵素は何に含まれているのでしょうか。

それは生のお肉やお魚、そして生の野菜やフルーツです。

それでも不十分な場合には、良質なサプリメントを活用することでこの大切な酵素を補給することができます。

ふだんあげているペットフードに生の食材やサプリメントをプラスしてあげるだけで酵素パワーが犬猫ちゃんを元気体質に変えてくれる可能性大というわけ。

自然の恵みの力って本当にすばらしいのです !!

「僕チンたちが元気でい続けるためには、酵素という物質が大切なんだニャ。

酵素は生の食べ物に含まれているニャー」

さて、ちょっと駆け足での説明になりましたが、おわかりいただけましたでしょうか?

このお話、すべてのペットフードがいけない、手作りごはんにしなければいけない、というお話ではありません。

2009年6月10日水曜日

自然治癒力

◆病気を治す「自然治癒力」◆

私たちのカラダには、ケガや病気をしても元の健康な状態に戻ろうとする力が備わっています。それを自然治癒力といいます。

文字通り、自然に治癒する力のことです。

例えば、あなたが風邪をひきかけたとします。

早めにビタミンCを飲んで、ジンジャーティーを飲んで、ゆっくり寝たら治ってしまった。

これは、ビタミンCやジンジャーティーがあなたの自然治癒力にスイッチを入れてくれた
可能性が高いから、ということなんですね。

●風邪薬を飲んだら風邪が治った !

●抗生物質を飲んだら風邪が治った !

そう思っている場合が多いと思いますが、実際に風邪を治しているのは、生命体が本来持っている自然治癒力というものなんです。

あるいはケガをした。

軽傷なら、ほおっておいても時間がたてば自然に治ってしまいます。

子供の頃、転んでひざ小僧をすりむいても、一週間もすれば元通りに戻りました。

これも自然治癒力によるものです。

ところが、場合によっては風邪がなかなか治らない。

ケガがなかなか治らない。ということもあります。

それは、体力が落ちていて、つまり自然治癒力が下がってしまった時。

予想以上に病気やケガが長引いてしまいます。

病気やケガが長引くということは、心身にとってさらにストレスがかかっていく状態。

すると、どんどん自然治癒力は下がってしまうのです。

体力を消耗して、ますます病気やケガが治りにくくなる。

さらに、よりストレスに弱くなる。

すると場合によっては、まったく別の病気を併発してしまったりします。

そんな風にアンハッピーのスパイラルに陥ることは決して珍しいことではありません。

私たちもそうなんですが、犬猫の自然治癒力のレベルをなるべく高いところに保てるように普段のお世話にも気をつけていくことが大切になります。

では、どうすれば自然治癒力を高めることができるのでしょうか。


それには、大きく3つのポイントがあります。

●その生命体が本来の持っている力を引き出すことのできる生命力の高いごはんを食べさせてあげる !

●カラダに負担のかかる化学物質などをできるだけ体内に取り入れないようにする !

●心身にかかるストレスを極力減らす !

2番目と3番目は、いずれも「ストレス」という言葉でくくられるものです。

化学物質=ストレスという考え方はあまり一般的ではないかもしれませんが、犬猫も私たち人間も本来自然の一部です。

自然の物質によってのみカラダが作られています。

自然のものにケミカル=化学的な物質が注入されればお互いの間に違和感が生じ=ストレスになってしまうということなんです。

ごはん力とストレス軽減。これが自然治癒力を高めるpointです。

「僕たちには誰にでも生まれつき元気に生きようとする力があるニャ、時間が経てば自然に元気になれるんだニャ(=^・^=)」

さて、ちょっと駆け足での説明になりましたが、おわかりいただけましたでしょうか^^;

今回の話、薬をあげることが絶対いけない、というお話ではありません。


2009年6月9日火曜日

ペットのストレス

●ココロのストレス
●カラダのストレス

生物の病気には、ストレスが大きく関係してきます。

ストレスを受けると私たちも胃が痛くなったり、頭痛がしたり。
そのストレスがたくさんたまると、最悪、ガンにまでなってしまったり、とも言われていますね。
ストレス、決して悪い側面ばかりのものではないのですが、それでも、たまりすぎると生物の身体をしつように攻撃する、怖?い存在なんです。

●ストレスがたまったよ、もういっぱいだよ
そのサインが何らかの症状としてカラダに現われていくというわけです。

このコは、生まれつき胃腸が弱いので、ストレスがたまるとお腹を壊しやすくなります。
逆に言うと、下痢ッピーになった時には元気なように見えても何かのストレスを感じているので要注意!
華実の場合には、普段からお腹を強くするために
●乳酸菌や酵素のサプリメントをあげる !
●お腹に負担がかからないように手作りごはんをあげる !
などの点に注意しています。

ドライフードだけ、缶詰だけをあげるとてきめん。
すぐに下痢ッピーになってしまうんです。

加工食品であるペットフードには、化学物質などが入っていたり、逆に犬猫に必要な栄養素が壊れてしまっているため、どうしてもお腹に負担がかかりやすくなるからなんですけど。
えっと、負担=ストレスと考えてみてください。

さらにお腹が冷えすぎないように
●生野菜をあげすぎない !
●ハウスやベッド周りの温度管理に気をつける !
などにも注意します。

あと、ココロの不安も胃腸の働きに関係しますので
●できるだけイライラさせない !
と同時に
●自分もイライラしない !
ように気をつけます。

なぜなら、犬猫は、ご家族のココロの影響をとても受けやすいからなんです。

あなたが体調の悪い時には、犬猫も具合が悪かったり、逆にあなたが絶好調だと、犬猫も元気だったりしませんか。

あなたがイライラしている時には、愛犬、愛猫が問題行動を起こす率も高くなったり。
ペット君はあなたの鏡なんですね。

そうやってできるだけお腹に負担のかからない食生活や室温管理、そしてココロのケアをしていきます。
ストレスの元になりそうなものをあらかじめ減らす努力をしていくんです。

また、実際にストレスのサインがあらわれてしまった時には早めに対処していきます。

これが「予防医学」の考え方です。

「ストレスを管理する」という意味で「ストレスマネジメント」という言い方をしたもりします。
「そうなんだニャン。ママさんたちが、ちょっと気を使ってくれるかどうかで僕チンたちの元気はグンと変わってくるんだニャー」

2009年6月8日月曜日

ホリスティックケア




簡単に言ってしまうと、

動物の健康状態を「心」と「身体」の両方から考えていく、というもの。

厳密に言うと、魂まで含まれてくるのですが、「心と魂の違いって何 ?」となるとお話が複雑になってしまうので、シンプルに「心」と「身体」でお話します。

例えばあなたの愛犬ちゃん、愛猫がお腹を壊したとします。

その原因としてどんなことが考えられるでしょうか。

● お腹が冷えていた !
● ごはんがカラダに合わなかった !
● ごはんが古くなっていた、酸化していた !
● 明らかに内臓にトラブルを抱えていた !
● 精神的ストレスがあってお腹に来てしまった !
● 温度差や天候の影響を受けてしまった !
ちょっとあげただけでも これだけの原因が考えられます。

この原因、カラダだけの問題ではなくココロも影響していることにお気づきでしょうか。
さらに、環境も含まれています。
お腹を壊した。
じゃ、下痢止めを飲ませば治る ?
いえ、そんなことありません。

原因をひとつひとつとりのぞかないと、その時お薬の力で一時的に症状が治まったように思ってもまた繰り返してしまいがちなのです。

この原因を、ひとつひとつ取り除いていって犬猫ちゃんを本来の健康な、ニュートラルな状態に近づけてあげよう。

そう考えて治療やお世話をするのが、ホリスティックケアです。

治療やお世話方法は、そのコのその時々の状態に合わせたものを考えます。
一方、病気になった。お薬を飲ませて、必要だったら処方食も。
それで「病原体」をやっつけちゃおう。
そう考えるのが、現代療法。

一般的に対症療法といわれる考え方です。

シンプルな言い方をすると、そういった違いがあります。
猫にもココロがあります。

あのコたちも私たちと同じようにストレスを感じます。

また、ココロだけでなくカラダもストレスを感じます。

このストレスをおざなりにしちゃダメよ、「気持ち穏やかにしてあげなきゃ」というのがホリスティックケアの柱なんです。

ですから、「病は気から」というのもホリスティックケアの考え方に近いんです。」
「そうニャ、そうニャ。
僕チンたちのカラダはココロの召使いニャ。
ママさんたちがココロにも目を向けてくると すっごく嬉しいニャ」

ホリスティックケア。一般的には、補完代替療法のことを言います。

なんとなく耳慣れないこの単語の意味というより、ホリスティックケアという考え方を知って、犬猫ちゃんのお世話の仕方、犬猫ちゃんとの関係が変わってきます、ということをお知らせしました。
決して、現代療法を否定するものではありません。

2009年6月7日日曜日

災害対策

地震の多い日本では、いつ大きな地震が起きるとも限りません。
そして、商業地域や住宅密集地ではいつ火災に巻き込まれるかもわかりません。
万が一のために、日頃から災害時の準備をしておきましょう。
猫ちゃんの非常用リュックを用意しましょう。

準備しておくもの

猫の災害対策


災害は突然やってきます。
予め、ペットの保護施設の仮設予定地を確認したり、地域で行われる防災訓練に家族で参加をしましょう。

緊急避難時は、一般的に人の収容施設へのペット連れ込みは禁止されているようです。
猫ちゃんはペット専用施設となるので、その際、きちんと面倒を見てあげられるように準備をしておきましょう。

マイクロチップの必要性

災害時、家族とはぐれてしまったとき、
猫ちゃんが迷子になってしまったとき、
マイクロチップによって猫ちゃんとの再会が可能になります。

帰巣本能の薄い純血種の猫ちゃんは、一度お家から出てしまうと10%程度しかお家に帰ってこられないというデータもあります。
また、災害時は人間も猫ちゃんもパニックに陥ってしまいますので、獣医さんに相談をし、マイクロチップを入れてもらいましょう。

マイクロチップを猫ちゃんの身体に埋め込む事を、可哀相と言う方もいますが、ペットちゃんへのマイクロチップの埋め込みはいずれ義務化される可能性も高く、無責任な飼い主の飼育放棄の予防にも繋がります。
何より、緊急時に家族と離れてしまう事は、人間にとっても猫ちゃんにとっても悲しい事です。
猫ちゃんは人間の言葉が話せませんから、人間が猫ちゃんを守る術として考えてみましょう。


2009年6月5日金曜日

速報!

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爪とぎ対策

猫が爪をとぐのは自然な行為です。

トイレや噛み癖同様、習性を利用して小さな頃から「爪とぎの場所」を
覚えさせてあげると、他の場所ではあまり爪とぎはしなくなります。

しかし、爪とぎは、

●ストレスがたまっている
●人間の気を引く
●テリトリー意識が敏感になった時

にも、よく見られる行動です。
そんな時、どんな対処をしたら良いのでしょうか?

爪とぎのしつけ方法

猫は学習する動物であり、習慣になる動物です。
親猫が壁で爪とぎをしていれば、マネをしてしまいます。
複数頭飼っている場合は、大人の猫ちゃんから爪とぎの場所を覚えさせましょう。
単独飼育の場合も、子猫の内から爪とぎの場所を覚えさせます。

1.猫の爪は2週間に1回は切るようにしましょう。
*これだけでもうまく爪とぎが出来ないので、家具類への破損は少ないです。

2.猫がしてはいけない場所で爪とぎをしたら、「ダメ!」「コラ!」と叱り、爪とぎの前に連れて行ってあげる。その際、猫の腕をつかんで、爪をとぐマネをしてあげると良いでしょう。
*猫は基本的に水や騒音が嫌いなので、水鉄砲も効果的です。
迷惑な場所で爪とぎをしたら水鉄砲で水をかけたり、
手を叩いて大きな音を鳴らしたりするのも有効です。
「ココは危険な場所」と思い込み、近寄らなくなります。

3.またたび入りの爪とぎを用意するなど、その猫にとってお気に入りの爪とぎを必ず用意してあげましょう。
*爪とぎがないと、当然家具類で爪とぎをします。

4.寝起きする場所に爪とぎを置く。
ネコは眠りから覚めた時に、身体をのばしたり、爪をとぎます。
ネコの寝起きする場所に爪とぎをおき、習慣をつけてしまいましょう。

●ストレスがたまって爪をとぐ場合
ストレスがたまって爪をとぐ猫を叱っても、余計にストレスを与えるだけです。
ストレスのたまっている要因をみつけ、対処しましょう。

猫は人間の子供や赤ちゃん猫が苦手のようです。
子供や子猫にしつこくされるとストレスがたまります。
静かな所でゆっくり休ませてあげましょう。

●人間の気を引きたくて爪をとぐ場合
猫はとても賢い動物です。飼い主にかまってもらいたくて、わざと爪をといで見せる場合があります。
そんな時に、慌てて飛んできて叱っても猫の思う壺です。
こういった賢い猫ちゃんは飼い主に対して、何らかの要求をもっています。
その要求を満たしてあげるようにしましょう。

気を引きたい場合、遊んで欲しかったり、他の子供や猫へ飼い主が気をとられてると思う場合にかまってほしくて気を引こうと思うケースが多いようです。

●テリトリー意識が敏感になって爪をとぐ場合
マーキング(スプレー)のように、自分のテリトリーを誇示したい時です。
何らかの事情(新しい猫が来た、子供にしつようにかまわれる等)で敏感になっているので、とにかく猫がゆっくり休める場所を確保してあげて下さい。

2009年6月4日木曜日

パソコン教室に通う1/10のお金と時間で、Excel、Word、PowerPointのスキル

今日は、二度目の投稿ですが、キャットの話題と違うテーマの、



格安で短期間にパソコンのスキルが飛躍的に向上するオファーを紹介します。



【パソコンのスキルが低くて、思ったようにアフィリで稼げていない方】


を対象に、その方が【 大きな得をする 】オファーがあります。




よく、


「パソコンのスキルが無くてもアフィリエイトで稼げるよ」


という人がいますが、私は無理だと思います。




なぜなら、


アフィリエイトはパソコンを使って行うビジネスですから、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


パソコンを使ったビジネスを行うのに、
パソコンスキルが低いままで成功する訳が無いからです。




パソコンスキルが低い方には以下の傾向があります。



・アフィリサイトを作るスピードが各段に遅い

・アフィリ促進のツールを上手に使いこなせていない

・PPCアフィリの効率が悪い

・SEOの掛け方が中途半端で上位表示されない



上記に当てはまる方は、アフィリ活動を行うその前に、
まずパソコンのスキルを上げていかないと、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


なかなか稼ぐことはできないと思います。



武器を持たずに○裸で戦っているのと等しいと思います。




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かみつき癖

かみつき癖

猫のかみつき癖に対処するには、どのような状況でかみつくのかをよく観察して「攻撃のタイプ」を明らかにすることが大切です。

攻撃のタイプは次のような6つに分類されています。

●支配性が関連しているもの
●縄ばり(テリトリー)意識からくるもの
●痛みから誘発されるもの
●恐怖から誘発されるもの
●母性本能からくるもの
●捕食性(獲物をハンティングする本能)からくるもの

 動いているものに興味を持って飛びついてくるようなので、捕食性や支配性、テリトリー性からきている可能性が高。

足に飛びつくとき、猫が獲物を狙うときのように体を低くしてお尻を振り、ネズミを追うように飛んでくるのであれば、捕食性が強く疑われます。ある一定の場所を通るときにかみつくのであれば、縄ばり意識が関与しています。

 最近では、屋内飼育で、猫と人間の関係が親密化していることから、猫も犬と同様に、アルファーシンドローム(猫が人間よりも上位の社会的優位性を示すこと)を表すこともわかってきています。食べ物を触ろうとしたらうなる、なですぎるとかむ、寝ているときに攻撃して、自分に注目させようとするなどの行動が見られるときには、このシンドロームの可能性があります。

注意をそらせたり、驚かせたりするのが効果的。

 攻撃のタイプによって、対策は異なりますが、いずれにしても、猫は犬とは違い、叱っても学習効果がありません。かみつきをやめさせるには、猫の気をそらしたり、驚かせたりするのが効果的です。

 かみつき行動が捕食の本能からきている場合は、攻撃を、人からおもちゃに向けさせることができます。例えば、糸でぶら下げた揺れるおもちゃなどを使って、猫の興味をそちらにそらしてみましょう。

また、猫が好んで襲いかかって来る場所を通るときや、猫が興奮しすぎたときには、おもちゃを投げて、注意をそらしてもよいでしょう。

 猫が人の足をかんだときには、罰を与えてください。罰といっても、怒ったり、たたいたりするのではなく、水鉄砲や霧吹きで驚かします。大きな声や笛などの音を出すのも効果的。できれば、かみつかれた本人ではない第3者が隠れて行い、猫には「天罰がくだった」と思わせる方が効果があります。

 アルファーキャットシンドロームであれば、過剰な愛撫が刺激になって、その手をかんでいると考えられます。ふつうの猫でも、抱きしめられたり、なでられたりといった体の接触には、耐えられる限界があり、この限界を超えてしまうと、普通は逃げようとしますが、ときには攻撃行動にうつることもあります。どの程度愛撫するとかみつくのか知り、攻撃に先立つサインを感じたら、猫に触れないようにしましょう。また、猫への体罰は、防御的な意味での攻撃性を高めるだけですので、おやめください。

2009年6月2日火曜日

コミュニケーション

多頭飼育

 猫の社会化の期間は、基本的には8週齢までですが、複数買う場合は、猫同士のことなので、折り合いはじきによくなると思われます。

ただし、猫は単独行動をする動物ですから、多頭飼育に慣れるまでは、多少なりとも、お互いにストレスを我慢しなければならないでしょう。

 先住の猫がいる家庭に、新しい猫を迎える場合、まず、気をつけなければならないのが、病気の感染を防ぐことです。

新しい猫を迎える前には、両方の猫に病院で健康診断を受けさせてください。

健康診断の項目としては、全身の身体検査、皮膚病(外部寄生虫やカビ)やノミの寄生、ミミダニ、糞便の検査、ウイルス検査(ネコ白血病ウイルス・ネコエイズウイルス・ネコ伝染性腹膜炎ウイルス)があります。
健康ならば、3種混合ワクチンを接種しましょう。先住猫も、ウイルス検査で陰性であること、ワクチンをこの1年以内に接種していることが必要です。

 ワクチンでは、現在4つの病気を予防できますが、それ以外にも解明されていない病気がたくさんあるので、最低1週間は、「検疫期間」として、2匹の猫を別々の部屋に隔離し、伝染病を予防します。

また、どちらかの猫を触ったときは、手を消毒してから、もう一方の猫に触れるようにします。

ここまで徹底する必要があるかと思われるかもしれませんが、室内で安全に暮らしていた猫に、病気の猫を入れてしまったら、彼らには逃げるところはありません。

愛猫が健康に暮らせるよう、新しい猫を迎え入れるときには、必ず上記のことを実行して、病気の感染を予防してください。

お互いの気配やにおいに徐々に慣らす。

 隔離期間が終わったら、両方のえさ箱をドア越しに近づけてください。

 お互いの気配やにおいに警戒するようなら、えさ箱の位置を少し離します。

 お互いの気配に慣れてきたら、今度は姿を少しずつ見せるようにします。

 警戒するようなら、ドア越しの状態に一旦戻し、再び気配に慣れることからやり直します。

 お互いの姿を少し見せて、慣れてきたら、時間を決めて一緒にするようにします。

 こうして徐々に時間を増やしていくと、最終的には一緒に暮らせるようになります。


2009年6月1日月曜日

避妊

猫の避妊

-去勢・避妊の時期-

生後6ヶ月頃にしましょう。
猫ちゃんは、一度さかりがついてしまうと、その後去勢・避妊をしても、その後の発情期にも何度か性欲が出てしまい、苦しめてしまう事になります。
一度くらい出産させてあげようというのは人間のエゴです。

以下の人は必ず去勢・避妊をして下さい。

●産まれた子猫ちゃんを飼えない
●産まれた後の貰い手が決まっていない

-さかりがつくとどうなるか?-

オスは他のメス猫のにおいを嗅いで発情期になります。
メスの発情によりさかりがつきます。
メスは生後7ヶ月位から発情期が3ヶ月ごとにやってきます。
発情の期間は1ヶ月程度で、

オス
●なわばりを主張する為に、スプレー(臭いのきついオシッコ)をあちこちにし始める
●大きな声で鳴く
●外に出たがる

メス
●大きな声で鳴く
●床や壁、人などに体をこすりつける
●しっぽのつけ根をなでるとお尻を持ち上げる
●おしっこの回数がふえる
●ご飯を食べなくなる
●アソコをたくさんなめる

さかりのついた猫ちゃんは、想像以上にうるさく、人間にとって大変です。
さかりがついて手に負えなく捨ててしまう人も絶えません。

つがいで飼育していたり、プロの繁殖をされている方は別ですが、単体で飼っている方は相当の覚悟がなければ去勢・避妊をしましょう。
6ヶ月頃に去勢・避妊をすると猫ちゃんは小さい頃のままの性格で飼いやすく、大人しくなるといいます。

-去勢・避妊の費用-

オスは8000~30000円程度
メスは20000~50000円程度

が相場です。

残念な事に、貰い手のない子猫ちゃん、野良猫ちゃんが毎年かなりの数、殺されています。

不幸な猫ちゃんを増やさないように、去勢と避妊をすすめます。

一度位、子猫ちゃんを産ませてあげたいという気持ちは親心としては充分理解できます。
しかし、産まれて来る子々孫々の猫ちゃんにまで責任をもてなければ、いつかは子々孫々の猫ちゃんが路頭に迷う事も、保健所に連れて行かれて殺される事もあるのです。

猫ちゃんにとっても、発情期が来る前に去勢・避妊を行えば、発情の残りを経験せずに、苦しい思いをせずに暮らす事が出来ます。

2009年5月31日日曜日

個性

 猫それぞれが持っている癖はたくさんあります。そして、食事と関係した癖もいろいろあります。その中には、他の猫でも見られるポピュラーなものもあれば、その猫しかしないオンリーワンの癖もあります。そして、その癖を身に付けた理由も、ちゃんとした訳のあるものもあれば、単なる偶然からするようになったものまで、さまざまです。

 私たち人間もいろいろ癖を持っていますが、その理由を求められて答えられるものと、そうでないものがあります。同じように、猫の癖の中にも、深い背景を持ったものから、意味はなく身に付けてしまったものまであります。


猫も癖を持つこと

 “イタズラ(悪戯)”は漢字の通りで、「人の迷惑になるような遊び」や「悪ふざけ」のことです。対して“癖”とは、その猫が独自に持っている「決まり」や「習慣」のことです。猫の行動は、イタズラではなく癖や習慣のように思います。

 猫の不思議な癖の中に、「決まったものを、決まった場所に持って行こうとするもの」や、「決まったものが、決まった場所にないと落ち着かない」などというものがあります。このような猫は几帳面で、そのものを飼い主が片付けたりして別の場所に移動させると、決まった場所にないことに慌てて探し回ったり、いつの間にか元の場所に戻しておいたりします。


所有権の主張の意味も

 この癖の理由を、明確に求めることは難しいと思います。
 あえて求めるとしたら、いくつか挙げることはできますが、どれが当てはまるか、または全く的外れか、猫に聞いてみなければわからないでしょう。

(1)オモチャを置くことで、所有権を主張する
 お気に入りの場所に、だれもがその猫のものだと理解しているものを置いて、席取りの様なことをしてそこを離れる猫がいます。それと同じように、自分のオモチャを食器に入れることで、その食事の所有権、占有権を主張しているのかもしれません。

(2)食べ方やハンティングを、子猫に教えるための行動
 母猫が子猫を食事場所に連れてきて食事の仕方を教えますが、子猫のいない時にもこの行動をとることがあります。主にメス猫で見られますが、オス猫でも見られることがあります。飼い主やぬいぐるみを子猫に見立てて、おみやげ(虫などの獲物)を持ってきたり、ぬいぐるみやオモチャを子猫に見立てて、食事場所に連れてきたりします。

(3)オモチャを食器に入れたときに、飼い主の関心を強く引くことができた
 思わぬ行動で飼い主の関心を引けた場合、その行動が強く記憶に残り、くり返すことがあります。軽いものであれば問題ありませんが、エスカレートしないように注意しましょう。飼い主の愛情過多、関心不足の両方とも原因となります。

(4)オモチャを食器に入れたときに、思いがけず違う食事が手に入った
 サプライズで起こった幸運は、とても記憶に残ります。飼い主がこの幸運をくり返し与えていると、行動は定着していきます。

  行動の理由が何であれ、オンリーワンの癖として許容できるのなら、個性的な不思議な行動として見守ってあげてください。



2009年5月30日土曜日

忠猫マリオ

マリオの習慣


夕暮れ時。

 トイレで用を足し終え、廊下にでた。

 ふと玄関の方を見ると、マリオがベランダにちょこんと座っていた。

 居間のドアに、装飾としてついているガラスから仄かな西日が白猫を照らす。幻想的な光景であるが、どこか憂いを帯びている。

 またか。軽い溜息をつく。

 今日もまた、マリオの癖が出てしまったようだ。

 白猫の隣へと歩を進め、屈む。

 頭を撫でてやると、一瞬ピクッと動き、すぐに踝(くるぶし)にすり寄ってきた。

 しばらく顔を擦りつけた後、また先ほど同じ体勢に戻った。

 マリオの癖は、嫁に行った娘を待つことだ。

 毎日決まった時間に、こうやってベランダに座って、仕事から帰る娘を待っているのだ。

 もう、待つ必要なんてないのに。

「なあ、もう居間に行こう?」猫を諭すように言う。

「待ってても帰ってこないんだから。いい加減判ってくれよ」

 白猫は、抱き上げようとすると、暴れて拒んだ。

 意地でも待つつもりらしい。

 どうして待つのをやめないんだろか。

 お前はもう娘の帰りを待つ必要はないんだよ。

 だって、娘は……。

 ああ、やっぱりこいつにはわからないんだ。

 人間の事情なんて……。

 なあ娘、お前は、大分こいつに慕われてたんだな。

2009年5月29日金曜日

猫の性格と飼い方

人間にとって、物を噛んだり、ひっかいたり、テーブルの上に乗ったり・・・

そんな事は迷惑な行為ですが、ネコにとっては通常の行動に過ぎません。

「ネコへの躾」はあくまで人間にとっての迷惑行為を遠慮してもらうという感覚で取り組んでくださいね。

人間が人間にとっての迷惑行為で、ネコに怒っても、ネコは怒られていることがわかりません。


怒りすぎや、体罰は厳禁です。

性格を歪ませたり、極端におびえるネコにさせてしまうだけです。

あまり怒りすぎると、「飼い主が自分を嫌っている」と認識し、飼い主との関係を悪化させるだけです。


迷惑なことをされたら、「コラ!」「ダメ!」といった、いつも同じ言葉で怒りましょう。

注意したいのは、名前で怒らない事です。

名前を呼んで怒ると、ネコは名前が怒る時の言葉と勘違いしてしまい、呼んでも来なくなってしまいます。


ネコと上手く共同生活をするコツは、ネコをしつけるというよりもネコの必要なものを必要な場所に用意してあげる事です。

ネコにとって不満がなければ、人間にとっての迷惑行為も激減します。









2009年5月28日木曜日

猫の食事

-キャットフードを選ぶ時の注意点-

●成長にあわせて、「総合栄養食」の缶詰やドライフードをあげましょう。
缶詰には「一般食」と「総合栄養食」があります。
「一般食」のみをあげ続けてしまうと栄養のバランスがよくありません。
主食にあげるのは「総合栄養食」にしましょう。

●ネコの病気で多いのが「猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D)」です。
ネコの泌尿器に関わる疾患の事を言います。
オスの猫ちゃんはメスの猫ちゃんより尿道が細く長いのでかかりやすく、近年増加傾向にあります。
泌尿器疾患は、排尿が困難になり尿路が閉塞してしまうと嘔吐や脱水症状を引き起こし最悪は死に至ります。
日頃から「猫下部尿路疾患(F.L.U.T.D)」対応のキャットフードを食べさせてあげましょう。

●猫と人間では必要な栄養素が異なります。
人間の食べ物では塩分が濃すぎてしまうので、猫は猫専用のフードをあげましょう。
また、ネコは好き嫌いの激しい動物で小さな時に食べたものしか食べない
傾向にあります。

●猫に食べさせてはいけない食べ物

タマネギ、ネギ、ニンニク
にぼし、のり、アワビ、サザエ
骨付き魚、生魚、脂の多い魚、小魚
イカ、タコ、エビ
牛乳(人間用)、レバー、生卵、野菜
香辛料、チョコレート
ドッグフード等他の動物フード

可愛いからと言って、ついつい人間の食べ物をあげないようにしまよう。
赤ちゃん子猫、成猫に牛乳を飲ませると下痢をしてしまいます。
子育ての場合にも必ずキャット・ミルクをあげて下さい。





2009年5月25日月曜日

新型インフルエンザ対策

猫の話題ではありません。

先週末、感染拡大中の京都に3日間行ってきました。

現地ではマスクをしていますと、何となく安心感がありました。

市中在庫が少ないそうです。

備えあれば憂いなし、とは行きませんが、準備に越したことはありません。

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2009年5月24日日曜日

感情表現

猫の感情表現

甘えている時、嬉しい時、おねだりする時
・身体をこすりつけてくる。
・頭をこすりつけてくる。
・頭をガツンと押してくる。
・尻尾を巻きつけてくる。
・喉をゴロゴロと鳴らす。
・尻尾をピーンと立ててブルブル震わせる。
(これは、ママ猫ちゃんにお尻をなめてもらっていた頃の名残の習慣です。)
・タオルやお布団、クッション、人間の衣類などにお手手を使ってモミモミ。
(これは、ママ猫ちゃんのおっぱいをモミモミしていた時の名残の習慣です。)

怒っている時
・シャーっと威嚇をする。
・耳をふせる。
・尻尾をふくらます。
・髭をさげる。
・目を細める。

何かを狙っている時
・ふせの姿勢のように、身体を低くし、頭を下げてじーっと獲物を見つめます。

落ち着こうとしている時
・全身を毛づくろいする。
・爪とぎをする。

自分の気持ちを主張している時
・頭をこすりつけてくる。
・頭をガツンと押してくる。

毛づくろいをしている時はどんな気持ち?!
・落ち着こうとしている時
・照れている時
・体温を調整する時
爪とぎをする時はどんな気持ち?!
・単に爪をといでいる時
・自分の匂いをつけている時
・気持ちを落ち着けている時
・ストレスがたまっている時
・怒っている時

砂をかける仕草をする時はどんな気持ち?!
・何かに触れて違和感を感じた時
・臭いものが近くにある時

2009年5月23日土曜日

神様

「猫は神様」

他事争論もあると思いますが私なりに書いてみます。

皆様は猫と犬、どちらを飼っていますか。

猫と犬は本当に対象的だと思います。

犬のルーツは狼で人間が食事をしている時に食べ物が欲しくて狼の方から人間に近付き食物をねだり、又人間も狼がおとなしかったので手なずけることには苦労しませんでした。

それが元で現在の犬となったみたいです。

犬の気持ちとしては「僕のために餌をくれるなんて、人間は神様なんだな感謝をして人間に尽くしてあげよう」と思っていると考えます。

現に餌を貰うときに「お手」や「ちんちん」等の芸を必ずといっていいほどします。

また犬は単独行動はせずに、群れをなして生活していたのでいまでも知らない犬どうしでも比較的すぐ仲良しになります(たまに気の会わない時もあります)

しかし猫はどうでしょう。

猫は昔から猫で人間には近付かず単独で行動していました。

猫は自分のことは自分で行う主義で群れを作る習慣がありません。

そのため人間には餌を求めなかったのです。

また猫は古代エジプトでは神として慎重され人間に大切にされました。

逆に魔性としてヨーロッパでは嫌われた時もありました。

どちらにしても「良い神と悪い神」の両方をもっていたわけです。

現在の猫もそのなごりがあって、猫の気持ちとしては「僕のために餌をくれるのはあたりまえ、ついでにトイレの掃除もしろよ」と高飛車である。

ほとんどが猫のペースで人間が猫に振り回されているのが現状ではないでしょうか。

みなさんも思いだしてください、猫との日々の生活を・・・・・・。

でもそんな気ままな猫が大好きなんですね!

また猫の性格がうらやましいと思うのは私だけでしょうか?

とにかく猫と付き合うには猫の方が人間より上みたいです。

自由気ままな猫達にばんざーい。


2009年5月21日木曜日

好きな人間・嫌いな人間



猫の好きなタイプ

・高音の声
・穏やかな話し方
・動作が激しくない
・気性が激しくなく同じ態度で接する
・優しいコミュニケーションをとる
・適度なスキンシップをとる
・匂いのキツイ香水をつけていない
・しつこくない


猫の嫌いなタイプ

・激しい動作
・気分屋
・しつこい
・激しく触る
・しつこく抱こうとする
・うるさい
・怒鳴る
・怒りっぽい
・乱暴
・威圧的
・香水の匂いがキツイ


2009年5月19日火曜日

猫の健康

猫の健康

-三種混合ワクチン-
●猫ウイルス性鼻気管炎(猫の鼻風邪)
●猫カリシウイルス感染症(猫のインフルエンザ)
●猫汎白血球減少症
ワクチンとは猫ちゃんに病気の免疫を与え、その病気を予防する為のお注射です。
伝染したり、最悪は死にいたる病気が多いので、適当な時期に三種混合ワクチンを受けましょう。
-予防接種の時期-

母親猫ちゃんから受け継いだ免疫がなくなってしまうのが生後2ヶ月位です。
免疫がなくなると病気にかかりやすくなってしまうので、その頃が1回目の予防接種の時期です。(生後2~3ヶ月)
その3週間後に2回目の摂取をします。
生後3ヶ月以上の猫ちゃんを飼ったら、すぐに病院にに連れていき、予防接種を受けましょう。


-予防接種の費用-

2回分で6~10000円程度です。

-注意したいこと-

健康ではない状態(免疫が低下した)時に接種した場合、発病する事もあります。

●食欲がない
●便がゆるい
●元気がない
●体重がへっている

こんな症状が見られたら、予防接種は控えましょう。
予防接種前に健康診断をしてもらいましょう。

可愛いペットを大事に育てるのが、飼い主の責任です。

2009年5月18日月曜日

猫の癖


猫の癖いろいろ


●マタタビが大好き。(たまには嫌いな猫もいる)

●家の中で自分が一番偉いと思っている。(わが道を行く)

●じつは、猫舌は嘘だ。(時々だがぬるま湯を飲む)

●ねこじゃらしで遊んであげると息切れするまで遊ぶ。(以外にしつこい、やりすぎには注意)

●飼い主の家族の足音を聞き分ける。(あっ!○○○が来た)

●捕まえた獲物を1回で殺さず何回かに分けて殺す。(やるなら一発でやれー)

●他の猫と偶然でくわしたときに、勝てないと思ったら逃げる。(ヤバイ 逃げろ!)

●高い所が好き。(ところかまわず上る)

●猫は普通足音を立てないが、うちのはドタドタ歩く。(やっぱり家のなかで存在感がある)

●荷物が着いて箱を開けると必ずのぞき、箱に入ってしまう。(邪魔だ!)

●生ごみをあさるときがある。(あさってもいいがかたずけろ)

●知らない人はあまり好きではない。(時々人好きな猫もいる)

●高い所が好き。(ところかまわず上る)

●狭い所が好き。(体がようやく入るティッシュペーパーの空箱が大好き)

●必ず何かの上に座る。(だってー、肉球が冷たいんだもん)

●びっくりすると異様なまでに飛び上がる。(飛んでもむだなのに)

●飼い主に怒られると、その場だけシュンとするが、すぐに立ち直る。(気にしないも~ん)

●部屋の扉を勝手に開けるのは良いが、閉めない!(開けたらしめろ)

●名前を呼んでも、しっぽだけで反応する(横着なやつ)

●猫は夜行性なので昼はほとんど寝ている、意地でも起きない。(起きろー)

●家の中で一番良い場所を必ず占領している。(暑いときも、寒いときも)

●毛繕いの後、舌をしまいわすれている。(べろべー)

●けんかの途中落ち着くために毛繕いを行う。(一休み)]

●指を近づけると臭いを嗅いでしまう。(何度やっても臭いをかぐ)

●ご飯をいそいで食べると吐く。(苦しい)

●無防備な猫は腹を出して寝る。(どうにでもしろ)

●失敗した時は知らん顔をしてとぼける。(恥ずかしいー)

●何かねだる時は必ず甘えるがそれ以外はしらんぷり。(結構冷たい)

●人を区別する。(自分の都合に合わせて、おねだりをする)

●子供(特に赤ちゃん)が苦手。(自分に似てるから→わがまま?)

●うれしいときは尻尾を立てる。(普段はだらり)

●嬉しいときはのど(?)をゴロゴロならす・・・(なぜ?)

●雨が降る前に顔を洗う (湿度が関係しているんだって)

●獲物を狙うときはおしりを振る。(狙っているんだよ)

●健康に悪いものが大好き(イカ、タコ、エビ、カニ)


まだまだ、ありますよ。

2009年5月14日木曜日

猫の年齢

猫の寿命


マリオが亡くなって、しばらく経ってから猫の寿命を調べてみました。

平均的な寿命は15年でした(飼い猫の場合)。

長生きの猫も居ました。ギネスブックによれば以下の通りです。


現在生存中の長寿記録

現在生存中の世界一の長寿猫は、カタリーナ・レディというバーミーズ種の猫。飼い主は、オーストラリアのメルボルン在住のヘイワード夫人。カタリーナ・レディは1977年3月11日に生まれ、2002年4月現在25歳。


歴代長寿記録

ギネス認定の歴代最長寿猫は、グランパという名のスフィンクス猫の持つ34歳2ヶ月4時間で、グランパは1998年4月1日に天寿を全う。それまでの記録、1957年にマと呼ばれる猫が打ち立てた34歳1日を更新した。ちなみに、猫の34歳は、人間に換算すると152歳に相当する。


猫と人間の年齢の対比表です。
(クリックすると大きくなります)

2009年5月9日土曜日

マリオのつぶやき

愛猫マリオの13年のライフストーリイをお届けしました。

次回から、古い写真に折々のマリオのコメント(つぶやき)を添えて、

想い出をたどります。

次回から。

2009年5月5日火曜日

あとがき

ーあとがきー

 ペット法(正確には、「動物の保護及び管理に関する法律」)が二六年振りに改正されました。過去のものはペット飼育に関して努力目標の規定になっており、実効性に乏しいものでした。

 改正法では、ペットを殺したり傷つけたりした場合に一年以下の懲役か百万円以下の罰金、餌を与えなかったり捨てた場合にも三〇万円以下の罰金となりました。従来は虐待や捨てた場合に三万円以下の罰金でしたから、大幅に厳しくなっています。

 法律の名称も「動物の愛護及び管理に関する法律」に変更されました。

 人間とペットの関係を法律で規制するのは不自然ですが、人間の勝手で不幸な末路をたどるペットも数多い中で法律に「保護」から「愛護」という精神を定義した意味は大きいと思います。

 ペットとして命あるものが、人間の庇護下に置かれた時にその依存性は限り無いものです。一時のきまぐれや衝動でペットを飼育しその煩わしさ故にペットを遺棄する人も少なくありません。

 ペットを飼う時は相当の覚悟が必要です。ひとつの命を預かるのですから、生易しいものではありません。
この世に生きるもの全てに(当然のこととしてペットにも)心があります。
 ひとつの例を紹介します。
 アメリカの獣医学者であるM・W・フォックス氏の著書に猫の喪中病のことが書いてあります。フリポーという猫の話です。

“この猫は飼い主であった女性の死をひどく悲しみ、彼女の寝室に閉じ込もった切りで何日も出てこようとしなかった。ベッドの横にうずくまり、誰かが近づくと逆上して飛びかかっていった。葬式の日には霊柩車について墓地まで行き、それから日曜日ごとに御主人といっしょに墓参りを続けた。そのうち毎日ひとりで墓に行くようになり、そこで物思いにふけるようになったのである。(原文のまま)

 フリポーという猫の行動は我々が認識しているペットとしての猫の能力をはるかに超えた行動ですが、人間の感情にも匹敵するような猫の(飼い主にたいする)愛情だと思います。

 命あるものは想像を超えた心を持っています。本書の主役であるマリオの死も飼い主同然だった娘が嫁いで居なくなったことが(体調が悪かったことと併せて)、精神的に起因しているような気がしてなりません。

 世の中のペット愛好家に訴えたいのは、愛玩対象としてペットではなく、人生のパートナーとしてペットの心を理解することに努力してほしいのです。

 そのことにより自分自身の気持ちを癒したり、心にゆとりを持てるようになって生きる勇気の支えにもなります。生活にも潤いが出て、気持ちが豊かになります。

 さらに、裏切ることのない真の友人としてペットを愛護してほしいのです。生あるものは何であれ、自分を大事にしてくれた人間にたいして、掛け値なしにその心を開いてくれるからです。


長い間、ご購読いただいた読者の皆さんに心から感謝いたします。

ありがとうございました。

2009年5月4日月曜日

追悼

ー備忘録ー

○ 生年…1986・4・15岩手県盛岡市生
[備考ー1987・4・1 国鉄民営化]

○ 猫種…PERCIAN(ペルシァ)

○ 容姿…BODY・COLORーWHITE

○ EYE・COLORーCOPPER

○ 性別…MALE(雄)

○ 資格…CAT・JAPAN 公認血統

○ 経歴…盛岡4年~仙台9年~盛岡3日(転居三回)

○ 性格…温厚・寂しがり屋・プライド高い

○ 特技…でんぐり寝・ライオン座り、子育て

○ 趣味…昼寝・食事・子供達のお相手

○ 嗜好…好きー家族、メロン、鳥のささみ。

    嫌いー赤ちゃん、獣医他

● 没年…1999・4・18 AM9・00
タクシー車内、次男の膝上にて永眠

● 享年…満13才と2日

● 法事…平成11年4月18日通夜
     平成11年4月19日告別・火葬
     平成11年4月20日埋葬

● 墓標…FOR THE FAMILY

2009年5月3日日曜日

追悼

ーお便りー


天国のマリちゃんへ。

 
あなたが亡くなってから一年が立ちました。


 去年の春、マリちゃんが生まれ育った盛岡に戻って二日目に、突然天国へ旅立たれて残った私達家族は大変でした。

 この一年は近所の猫ちゃんや白い物を見る度、マリちゃんを思い出していました。
 

マリちゃんにお知らせがあります。

 あなたが一番大好きだったお姉ちゃんが、この春に可愛い女の子を出産しました。

 子育て上手だったマリちゃんにお願いします。

赤ちゃんが明るく健やかに育つように、天国から大好きなお姉ちゃんを応援して下さい。

お願いします。


ーあなたのママよりー

2009年5月2日土曜日

追悼



ー余談ー



 マリオが死んだ日、引っ越しの手伝いに来ていた次男が、マリオの死に顔をしみじみと見て慈しむように頭をなでて遺体に線香をあげてから、仙台へ出発した。


 仙台に到着して、電話を受けた母親に言った。


高速道路を時速130キロで飛ばしながらボロボロと涙が止まらなかったという。


 一見、無愛想な関係であったが、小学生時代から大学院生になるまでの13年間、存在感の強いきずなに結ばれていたのだろう。




2009年5月1日金曜日

追悼



 マリオが居なくなってからは夫婦二人の生活になった。

 常々、「二人と一匹で盛岡暮らしだな」と言ったが、その前提が崩れてしまった。

 夫婦二人(亀は健在)の生活はまことに単調である。

 とりあえず、自宅の書斎を事務所に始めたSOHO型のビジネスで、すぐに仕事があるわけでない。

 今までのサラリーマン生活と異なり、二四時間夫婦一緒に居ると些細なことで時々衝突する。

 どちらにも緩衝機能がないから、会話も途絶える。

 そんな時、「マリオが居てくれたらな」と思う。妻も同じである。

 さらに家をリフォームする時に外装から、内装の床、壁、天井を全てリニュアルしたがドアだけはマリオ専用のくぐり戸があるため再利用した。

使い主の居ない小さな戸が、余計不在感を煽っている。

 地方の設計会社の技術顧問がまともな仕事で、本来のデザイン事務所は稼働していない。
 なんとなく気合いが入らない。

 事務所を法人化して、技術士と一級建築士の事務所登録をしなければならないのだが、緊迫感が湧いてこない。

 盛岡へ戻って、生涯現役スタイルで頑張ろうと思った意欲が薄くなっている。

 これをペットロス症候群と言うのかもしれないが、空虚感が先にあってその実感はない。

 マリオの一回忌までには形ばかりでもステイタスを整えたいと考える。


それが天国のマリオの供養になるだろうと、日々の無気力を慰めている。



              ボクもそういう時ってあったな!








2009年4月30日木曜日

追悼



 我が家の場合はペットを飼う動機として犬でも猫でも良かった。

 国鉄改革という激動の中で一家をまとめるための手段として、マリオを飼った。

 子供たちが思春期から独り立ちするまでの十三年間、マリオは家族のよりどころとして生きてくれた。

 マリオは転校で色んなハンディを背負った子供達に、心の安らぎを与えてくれた。親は口やかましく色々要求するが、マリオは子供達に何も言わないで側にいた。

 子供達は外部で不愉快なことがあってもマリオに命令したり、じゃれたり、添い寝をしたりした。

そうすることにより心の安心を取り戻し、マリオに真の愛情を感じていた。マリオは子供達の物を言わない親友であり、誇り高い子育て猫だった。

 父親が「鉄道民営化」という改革を駆け抜けるために、生活の変革を共にした三人の子供たちと妻に「愛と勇気」を与えてくれた。

 さらに、生あるものへの命の愛しさも教えてくれた。一緒に過ごした情緒豊かな時間や折々に見せたしぐさの記憶を数え切れないほど残した。与えてもらったぬくもりの大きさは計り知れない。

 そのマリオが、娘の嫁入りや次男の大学院進学の一週間後、子供たちの新たな旅立ちを確かめたかのように、故郷の盛岡に戻った翌日に天国に旅立った。

 子供達は思春期の難しい時期を、父親の都合で転校し挫折しながらも屈折することもなく、いわば平凡であるけれども他人に迷惑をかけないで、成人してくれた。

 自慢するところは何もないが、親としては満足である。

 国鉄からJRへ、仕事に没頭して充分(家族を)フォローできなかった。

 ネコ派的な子供まかせ(マリオまかせ?)の子育てであった。

 気持ちはイヌ派なのであるが、こちらの方は新生の鉄道会社に向いてしまった。
 
人間と同じ生活のペットは、人間と同じ病いが多いという。糖尿病、虫歯等、生活習慣病そのものである。マリオも腎臓の不調をかこっていたが、通院しながらも日常生活で飼い主に手を患わせる事も無かった。

 老年になって動作が緩慢になるとか食が細いなどの若干の老化現象はあったが、いざと言う時の俊敏性は残っていた。

 犬や猫は最初の一年が20才に該当し、後の一年を4才にカウントする。マリオの年令は人間で言うと約70才にあたる。

 獣医の「まだ5年は生きますよ」という言葉を信じて飼い主として油断があったかもしれない。

 人間のように老化による介護もなしに、1時間ぐらい苦しんだだけで、末っ子である次男の膝のうえで息を引き取った。

 家族に迷惑を掛ける事もなく、穏やかな死だった。

 愛しいものの死は、残されたものに存在を厳しく問う。

 家族としては、あまりにも突然の別れに戸惑いを隠せない。JRを退職し第二の関連会社も辞した直後である。

 火葬の朝、ささやかなデザイン事務所の看板が立てられたが、マリオの旅立ちと決別を象徴しているようだった。



               晩年のマリオ





2009年4月29日水曜日

追悼



 マリオの死は家族にとって象徴的だった。


 八年振りに戻った家の庭は荒れ放題である 家を建てると同時に植えた桜が根元から枯れていた。


 庭のシンボルのような木だった。 普源桜という樹種で、満開になると大粒の八重の花がはち切られんばかりに咲いた。


 初春を彩る吉野桜と違い、一ケ月以上も精一杯咲き続ける。


 前年の秋までは辛うじて小さな芽を残していたが、引っ越し後に確かめたらマリオの死と呼応したかのように樹全体が枯れていた。


 マリオが死んで一ケ月後に八幡神社にお参りに行った。自宅のリフォーム報告と各地にいる子供達を含めて新生活の祈願である。


 境内で恒例の植木市が開かれていた。


 参詣の後、夫婦でぶらぶらと見て回った。


 枯れた桜と同じ木の苗を見つけた。小さな木であったが、淡いピンクの大粒の花を十数個つけていた。


 樹高の割に高価であったが、ためらわずに買った。


 木登りの好きだったマリオがよく登った普源桜である。


 ネムの木も買った。桜はマリオが幼くて元気だった頃の思い出だ。 ネムの木は妻が求めたが、追悼の意味があるのかもしれない。


             マリオの好きだった普源桜


2009年4月28日火曜日

追悼



ー白い物はマリオ?ー

 一晩、マリオの骨を祭壇にあげて、翌日埋葬に出かけた。

 マリオを埋葬して夫婦で帰る道すがら、野良風の猫にあった。赤い虎模様である。チッチッと舌を鳴らすと逃げないで見上げている。

 妻は「アッ、猫ちゃんだ」と言って近づいて頭をなでてやる。

 夫婦で立ち止まっていたが、そこに居るのはマリオではない。

 妻は「元気でね」と言って、立ち去った。

 振り返ると、猫はキョトンとした表情で我々を見ていた。

 家に戻り、中途半端になっている引っ越しの片付けを始めた。全く気が乗らない。

 マリオの突然死騒動で、なんとなく片付いているのは仏壇をセットした一階の和室のみで、他の部屋は段ボール箱の山である。

 盛岡に引っ越してから三日目であるが、今までの転勤のように翌日から出勤というわけでもなく、急ぐ必要もないためにゆっくり片付けることにした。

 気の乗らないまま、段ボールを持って運ぶと物陰にチラッと白い物が見える。

 瞬間的に「アッ、マリオ!」と錯覚してしまう。


 喪失感より不在感が強いのだろうか。死んだと思っていてもついそう感じてしまう。

 このことは数か月続いた。

 妻も同様で、「白いのを見ると、アレッ、マリちゃん、と思うよね」と言った。



                   段ボールの探し物


2009年4月26日日曜日

追悼




ー火葬ー

 ハワイへの新婚旅行から帰った翌日(マリオの死んだ翌日でもある)、朝一番の新幹線で娘が死んだマリオに逢いにきた。

 玄関を入るやいなや祭壇のある一階の和室に入った。

 飾ってある写真の前で、大粒の涙をポロリとこぼした。

 「マリちゃん」と言ったきり絶句した。

 数秒して、遺体に掛けてある白い布をとって、また呼んだ。

 「マリちゃん」

 薄く目を閉じて静かに寝ているようなマリオは何もこたえない。

 娘は夫が「マリオの好きな」と言って、持たせてくれたメロンを祭壇にあげると、マリオとの思い出が蘇ってきた。

 新幹線の車中もそうだったが、祭壇で寝ているマリオとの十三年間の想い出が走馬灯のように浮かんで来る。

 ペット店で、目に入れても痛くないように可愛げだった。

 ヨチヨチと無邪気にじゃれていた幼い頃。

 二週間も家出をし、心配で受験勉強も手につかず眠れなかった日々。

 高校受験、大学受験と悩んでいる時、無心に横に座っていた。

 恋愛時代、帰宅が遅くなっても必ず起きて待っていた。

 結婚式の前日、別れの朝に意味がわからないながらも、寂しそうなまなざしだった。

 そのマリオが結婚式から一週間後に天国に召されるとは想像もしなかった。

 その日の午後、獣医院から紹介された動物霊園の火葬場で、マリオは小さな小さな骨になった。

 火葬の煙は、細く長い一筋の白い糸のように、どんよりとした曇り空にたなびいていた。

 一時間半くらい霊園の待合室で待ってから骨を拾いに行った。

 まだ熱い鉄板上の一塊の骨を見て、娘がつぶやいた。

 「マリちゃん、こんなに小さくなって…」 骨を拾う時、娘は再びマリオが元気だった頃を思い出して涙が出た。

 涙は熱い鉄板の上に静かに落ちた。[

 涙がマリオの骨に吸い込まれていた。最后の一ミリ程度の骨も惜しんで拾った。

 帰りの車で、マリオの骨の入った箱を抱えて、娘は無言だった。

 家に帰って娘が言った。

 「マリちゃん、帰って来たよ」

 ママさんが後ろで涙ぐんだ。

 祭壇にお骨をあげて、一週間前の結婚式や旅行の話の後に、マリオの骨の処理について話をした。

 ママさんと娘の意見は違っていたが、娘の「だって、フォア・ザ・ファミリィでしょう」の一言で決まった。

 娘はトンボ帰りで、その日の最終の新幹線で東京に戻っていった。

 新幹線に乗り込む時、「お父さんもお母さんもマリオの部屋で寝てあげてね」と言った。

                  マリオのゆりかご









2009年4月22日水曜日

ペットロスの衝撃

ー喪失感ー

 大きな犬を飼うつもりが、猫になり、マリオという名前で十三年間家族同然に生活を共にしてきた。

 言い方を変えれば、マリオの死は人間ではないだけに存在感は大きかったといえる。

 次男に抱かれたマリオの遺体が獣医院から帰るタクシーの車内で、家族全員一言も口を聞かなかった。

 マリオが死んだという事実が重くのしかかり、壮大な喪失感が家族全員の心を支配していた。

 家に着いて、玄関を入ったところでママさんが始めて涙混じりの声で言った。

 「マリちゃん、おうちに帰ったよ」

 引っ越しの始末も中途で、マリオの仏壇づくりをする。

 近所に住んでいる祖父が花をもって来た。

 写真や血統書を飾り、線香・ローソクを備えて、パパさん、ママさん、次男が拝んだ。

 祖父も手を合わせた。マリオの冥福を祈る。

 育った家で、老後を悠々と過ごす筈だったマリオは静かに横たわっている。

 子供達とマリオが育った広い家が益々ガランとした空間に感じる。

 家族のシンボルだったマリオが死んだという事実だけが、家の中を支配していた。



               幼かった頃のマリオ


2009年4月19日日曜日

老境





ーわかれの日ー


 その日の朝、二階和室の釣り押し入れの下に毛布を敷いて貰い寝ていた。二日間食欲がなくて何も食べていない。

 体調が悪い挙げ句に、引っ越しで見知らぬ人間がひっきりなしに出入りして落ち着く間がない。水を少しずつ飲んでいるので、尿意は催してくる。

 起きてトイレに行こうとするが力が出ない。隣の部屋には次男が寝ているが引っ越し疲れで起きる気配はない。力をふり絞って階段までいったが、トントンとは降りられない。

 一段一段ようやく降りて、降りきったところで我慢できなくなった。
 その場で催そうと思ったが、リフォームしたばかりの床にするのはまずいなと思い、タイルを貼った玄関に降りて何とか用を足した。 居間のドアの前に行って声をあげようとしたが、声にならない。

 しばらく座って待っていると、朝御飯を済ましたパパさんが中々降りてこないマリオを迎えに行こうとドアを開けた。ドアの前にちょこんと座っているマリオを見つけた。

 「オヤ、マリオ、降りてきたのか、入れ」と声をかけた。ドアを開けたままパパさんはテーブルに戻って読み掛けの新聞を見ていた。

 パパさんの後をついて腰をあげて歩こうとするが、後ろ足がふらついて歩くことがままならない。それでも頑張ってキッチンのママさんのところまで行った。

 「あら、マリちゃん起きてきたの、ゴハンをあげるね」

 餌と水をたっぷり貰ったが、においを嗅いただけで食欲は湧いてこない。

 流しで食器洗いをしているママさんの横に座っていたが、ますます苦しくなってきたので、居間つづきの茶の間に積んである段ボールの間で横になった。

 マリオの後ろ姿を見たママさんが、「アレ!、マリの歩き方が変だわ」と叫んだ。

 まずパパさんがきた。「マリオ、どうした大丈夫か?」

 ママさんがきた。「マリちゃん、マリ、マリ、大丈夫?」

 「あっ、駄目、病院に行かなくちゃ」
 「マリちゃん、頑張るのよ」

 マリオの状態は最悪だった。

 苦しさを訴えたいが、呼吸をするのが、精一杯である。

 ママさんは完全にパニック状態で、仙台の獣医院で紹介されてきた盛岡の獣医院の電話番号をメモした手帳を探している。

 パパさんもおろおろしている。

 「今日は日曜だな、参ったな」とつぶやいている。

 とりあえず、次男が起こされた。タクシーを頼んで、バスケットを準備して底にバスタオルを敷いて病院にいく用意をする。

 その間ママさんは、ようやく見つけた手帳の獣医院に電話をして、救急状況を説明して診療予約を取りつけた。

 タクシーが来ないのでイライラしながら待って、乗り込んだ車内が大変だった。

 次男の膝に抱えられたバスケットを覗きこんだママさんの励ましが必死だった。

 「マリちゃん、しっかりして、ガンバるんだよ」

 「ハイ、お水を飲んで」とガーゼに浸した水を口に当てる。
 
 飲みたいと思っている水が口に入るが、飲み込めない。

 ママさんの「マリちゃん、マリちゃん、しっかりして、頑張るのよ」の励ましが耳元に響く。

 頑張ろうと思うが頑張れない。

 心の中で「ママ、助けて」と叫ぶ。

 頭上からの「マリちゃん、マリちゃん」という悲鳴に近いママさんの呼び声が、段々かすんでいった。

 意識が段々薄れていく。

 パパさんと次男はタクシーのスピードにイライラしている。

 苦痛が少しずつ和らいで、突然スゥーっと意識が消えていった。


獣医院…。

 獣医「ああ、瞳孔も開いて、心臓も止まっていますね」

 ママさん「やっぱり、駄目ですか」次の句が出ない。

 次男、只々無言。

 パパさん「先生、どうにか手を打てませんか」

 獣医「心臓ショックをやってみますか」

 「お願いします」「何とか助けてください」「頼みます!」

 治療室…。

 助手の女性が診察台の前で、マリオの心臓をマッサージしていた。
 獣医が電極盤らしいものを両手に持って、マリオの心臓の左右に押しつけている。何度か繰り返している。
 
 電圧を上げたのか、微かにマリオの体が揺れる。

 奇跡を祈って待合室から、じーっと見詰める家族。

 (パパさん、ママさん、次男)「生きてくれ」という無言の絶叫も空しく、獣医が診察台から離れた。
 
マリオは診察台に横たわったままだ。

「やっぱり、駄目か」パパさんがとつぶやいた。


 獣医が説明にきた。

 助手の女性が大事そうにマリオを抱いてきて、ママさんに渡した。

 ママさんは無言で頭を下げながら、愛しそうにマリオを受け取った。


まだ、命の温もりがかすかに残っていた。





2009年4月16日木曜日



ー育った家ー

 朝から騒々しい。パパさんとママさんは家具の荷造りをしている。


 次男はマンションに残り、そのまま学生生活を延長するから気楽そのものだ。


 ママさんは起きてこない次男に業を煮やして「起きて手伝いなさい、お父さんの会社から手伝いの人も来るのよ」と気合いを掛けている。


 マリオは朝御飯を貰うと「ここに居なさいね」と言われて、ベランダに出された。首輪付きである。ベランダの荷物を取る時、マリオが部屋を通り抜けて玄関から外に出ないための予防措置だ。
 マリオにとっては三度目の引っ越しになる。


 娘の帰宅を確認できないうちに、引っ越しの準備が始まった。娘の嫁入りから一週間過ぎたばかりだ。マリオは戸惑っている。


 9時過ぎに、いかめしい男性陣がやってきた。


 パパさんは「ヤァヤァ、どうも、忙しいのに申し訳ないね」と言っている。ママさんも恐縮している。


 そうこうしている内に、長男の嫁さんがジュニアを連れて手伝いにやってきた。10人近いメンバーで荷物を運びだして、昼前に10トントラックに荷物の積み込みが完了した。


 手伝いにきた男性陣は軽くビールを飲んだ後、昼食の鮨をつまんで帰っていった。


 ママさんが「アッ、そうだ、マリにご飯をあげなくちゃ」といって立ち上がり、首輪をはずして部屋に入れてくれた。


 キッチンで餌を用意して「これをマリちゃんにあげて頂戴」とジュニアに手渡した。


 ジュニアは座っているマリオの前に行って「マリちゃん、食べなさい」と置いて、そのまましゃがみ込んで見ていた。


 マリオは苦手なジュニアであったが、好物の鳥のささみだったのでちょっと口をつけた。


 「マリちゃん、もっと食べなさい」とジュニアは言ってくれたが、あまり食欲がなかった。これがマリオのライバル的存在だったジュニアとの最后の触れ合いになるとは誰も予想していなかった。


 昼過ぎに次男の運転で盛岡に向かった。途中パーキングエリアに二回寄った。普段はハイスピード走行の次男がマリオの体調を考えてのゆっくり走行だった。


 車の中でママさんが、タッパーに入れてきた大好物の鳥のささみを食べさしてくれたが、相変わらず食欲がなかった。


 それでもママさんは、「マリちゃん、食べなさい」と言ったので、二切れ程頑張って食べたら「ああ、良かった、良かった」と喜んでいた。


 高速道路を走り抜けると夕暮れの中に、南部富士と呼ばれている雄大な岩手山が見えてきて、ママさんが「マリちゃん、もうすぐ着くよ」と言った。


 インターチェンジを出ると、すぐママさんの実家である。実家ではなかなか到着しないので、心配したお祖父ちゃんが家の前で待っていた。


 四月の半ばであるが、盛岡はまだ冬の名残りがあって夜になると冷え込む。


 マリオは寝場所を探したが、適当なところがないので取りあえずヒーターの前に寝ることにした。


 こんな寒い日はママさんの蒲団にでも潜り込めば良いのだが、体調が悪くてそんな気にもならなかった。


 翌日、お祖母ちゃんの家から次男に抱かれて自宅に行った。自宅は新築同然にリフォームされていた。


 荷物はトラックから卸されて家の外や中に積まれてあった。マリオは荷物を運び込むうち、地下室で待機した。運び込みが一段落し頃合を見て、二階の部屋で一休みした。


 育った家は全面的に模様替えされて、幼かった頃とは大分違っていたが、ドアがそのままでマリオ専用のくぐり戸が残っていた。


幼かったマリオ 再び二階から降りて、地下室の窓から外を眺めていると幼かった頃の感触が戻ってきた。マリオには安心感が広がった。と同時に虚脱感に襲われた。


 そして、子供達と賑やかだった頃の懐かしい想い出に浸っていた。


2009年4月14日火曜日

老境



嫁入りー

 四月に入ったら何やら騒々しい。一人娘の嫁入りでママさんは忙しそうにしている。


 マリオには嫁入りの意味が判らない。娘は時々「マリちゃん、元気でね」と言って涙ぐんでいた。一番頼りにしている娘が居なくなるという現実も理解できない。



 結婚式の前夜。
 娘は、「マリちゃん、お別れだよ」と言って涙をこぼした。


 そして翌日、マリオと次男を残して全員居なくなった。
 次男も翌朝早く、姉の結婚式に出席するため東京に出かけた。


 夜遅くなって家族全員とお客さん二人(パパさんの妹と友人)が帰ってきた。しかし、全員ではなく、大事な人間が一人欠けていた。娘である。


 翌日、お客さんも帰って普通のペースの生活に戻った。しかし、何かがおかしい。いつもなら、長くても二~三日で戻る娘が帰って来ない。


 夕食後、居間のソファの背にライオン座りで玄関を見張る日が続いた。一週間過ぎても娘は帰ってこない。


 以前に似たようなことがあった。家族全員が十日ほど居なくなった時(パパさんの退職記念でヨーロッパ旅行)があった。


その時は、時々家に来ていたママさんの友達であるおばさんから朝と夕方に餌をもらった。


 だだっ広い社宅にひとり(一匹)で留守番は大変だった。ソファで待つのはまどろっこしくて、玄関のマットで外の物音に耳を澄ましながら家族の帰りを待った。


そのまま玄関で寝ることもあった。


 十日目の夕刻、聞き慣れた足音と声が、玄関の外から聞こえた時の嬉しさは表現のしようがなかった。


 玄関の戸がガチャガチャという鍵の音で開いて、娘が顔を出した。


 「マリちゃーん!、マリちゃん、ごめんね、寂しかったでしょう」


 その声を聞いた瞬間、嬉しさをうまく表現できずに、家中を走り回った。思い切り走って喜びが一通り治まったところで、家族全員から声が掛かった。


 ママさん「マリちゃん、いい子だったねー」


 パパさん「マリオ、おいで」


 次男「マリ、どれ、遊んでやるよ」


 十日振りで家族に会えて嬉しくて興奮が冷めない。体中の毛が逆立って、長い尻尾は太く直立していた。
 
今回は、その時とだいぶ様子が違う。


 娘の部屋は空き室同然で、(娘の)物がほとんど失くなった。


 日々に(娘の)匂いが消えていくのである。


 家族も(娘が)居ないのは当然という態度であるが、マリオには飼い主が居なくなったも同然だった。


帰りを待つマリオ 娘が居なくなったわけが理解できないマリオは孤独感がひしひしと強くなるのを感じていた。

             おそいなー!どうしたんだろう?

2009年4月12日日曜日



ーエーゲ海の猫ー

 パパさんは、翌年の春に娘が結婚し次男が大学院に進学することを機会に、長年の夢を実現しょうと決心した。

 現在の会社も約束した丸三年になる。JRへの最低の義理は果たしたと考えていた。

 建築と都市計画と環境デザインのオフィスを立ち上げようと考えていた。

 今までのサラリーマン生活に区切りをつけるため、現代の都市と建築の源流であるギリシァに旅行を計画した。

 過去の海外旅行の経験から、ヨーロッパは五月か六月が気候的にもベストシーズンである。パパさんは、五月は旅費が高いので六月に行くことにした。

 ママさんも一緒に行くことになり、ママさんとしては三度目の海外旅行で、カナダ、フランス、イギリス、イタリアについで五ヶ国目である。

 「言葉が通じると外国旅行も良いんだけど、ギリシァじゃネー」と言っているが、浮き浮きした感じは隠せない。

 「マリちゃん、留守番お願いね」と言って出かけた。

 娘も次男も居るから、どうぞ、行ってらっしゃい、の心境だ。

 ギリシァに行く途中パリ経由だった。ママさんは二度目のパリである。

 パパさんは三度目である。アテネにフライトするまで時間があったので、娘に頼まれたブランドのバッグを買いにドゴール空港からタクシーで街に出た。同乗したおばさん達と待ち合わせ場所と時間を約束してショッピングに行った。

 途中にオペラ座がありその前でママさんのワンショットの写真を撮っていたら、親切そうなフランスのおじさんが来て「トギャザ、トギャザ」と変な英語を使ってパパさんとママさんのツーショットを撮ってくれた。ママさんはさすが観光の街パリと感激していた。 その後がいけなかった。「ワンモ、ワンモと言って自分のインスタントカメラで二枚写された。代金が二〇フランだと請求された。

 パパさんは空港で両替した二万円分のフランスフランの中から払った。そのおじさんは「ジャポネ、リッチ、リッチ」と言って通りの向こうに行った。

 パパさんはブランドショップに急ぎ足で向かいながらレートを暗算して「あいつ!」と叫んだ。インスタント写真は日本円にして五千円以上の計算だったからである。

 ママさんはツーショットの写真が気に入っていたので「良いじゃないの、写真を撮って貰ったんだから」とけろっとしていた。

 ブランドショップはシャンゼリゼ通りから横に入った店で前にも行ったことがあって、ジャパニーズイングリッシュでも充分話が通じ、娘と長男の嫁さんの土産にバッグを買った。その後が大変だったらしい。


オペラ座前の写真騒動のため、約束の時間が迫っていて約束の場所まで夫婦で走ったそうだ。

 「シャンゼリゼを日本人の夫婦が走って、フランス人はびっくりしたでしょうね」とママさんが笑っていた。

 無事アテネに着いた翌々日、エーゲ海のスーニオン岬に向かう途中ランチタイムになり、海辺のカェテリアに寄った。

 カェテリアの周辺には観光客目当ての野良猫がいっぱい居た。

 ママさんは「ウワー、ギリシァの猫ちゃんだ」と感激しながら、マリオを思い出していた。

 帰ってから「頭が良いのよ、お父さんが肉をあげて、ジ・エンドと言ったら(ギリシァの猫は)おねだりしないんだから」と報告していた。

 マリオは(当てつけかなー)と思いながらママさんの横で神妙に聞いていた。


                   エーゲ海の猫たち



2009年4月9日木曜日

老境

ー就職活動ー


 景気が悪く、大学生の就職は超氷河期と言われている。そんな時期に大学四年になった次男は運が悪かった。


 目指した会社の面接までいったが、合格しなかった。


 次男は諦めが早い。


 パパさんも心配して色々アドバイスするがこれという妙案はない。


 土木系統だったのも災いした。


 バブル崩壊で土木系技術者の最大の受け入れ企業である建設業界は元気がない。



 当然関連の業界も不振である。


 パパさんは「大学院にでも緊急避難するか」とアドバイスした。


 次男は「えー、まだ勉強するのー?」


 次男は大学の教授に話しをして大学院にいくことにしたが、(大学院は勉強したい奴が行く所なのになー)と割切れない思いだった。


 マリオも一緒に複雑な思いをしていた。



              オニイチャン!大丈夫か?